日蓮宗と大光寺について

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日蓮宗について

佐々中央霊園安置の日蓮大聖人尊像

宗 旨

名 稱   日 蓮 宗
宗 祖   日 蓮 大 聖 人
開 宗   建長五年四月二十八日 (鎌倉時代 西暦一二五三年)
本 尊   久遠の本師 釈迦牟尼佛
題 目   南 無 妙 法 蓮 華 経
経 典  妙 法 蓮 華 経 (法華経)

教 義

日蓮宗は、お釈迦様の説かれた最高の教えである法華経をよりどころとする宗団です。
この法華経を身をもって読まれ布教をせられた日蓮大聖人を宗祖と仰いでおります。
本宗の教義は、法華経の魂をお題目にこめられた宗祖の教えに導かれて、私達が信仰に励みこの教えを弘める事によって、やがて世界の平和と人類の幸福、 ひいては個人の幸せにつながる事を確信できる教えであります。

大光寺沿革

大光寺について

当山は、山号を『寶塔山』寺号を『大光寺』と号し、『寶塔山大光寺』と称します。
宗教法人法により、昭和27年に、宗教法人として認可されました。

お寺のある佐世保市鹿町町は、佐世保市街地から北西へ約20キロ、県北部に位置します。
名所である、長串山公園からは、目の前に平戸島、点在する北九十九島を一望でき、春には10万本のつつじが色鮮やかに花開き、青い空と青い海、そして緑の島々に映える様は自然の織りなす絶景を楽しむことが出来る静かな町にあります。

もともとは、長崎県北松浦郡には多くの炭鉱が存在し、鹿町町にも日鉄鉱業があったため、布教所として開創されました。

しかし、昭和38年炭鉱が閉山したことにより、当山も永い苦難の時代がありましたが、現在は、御祈祷と日蓮宗霊断法を二つの柱として、全国からお参りにみえる、宗教宗派関係なくお参りになる、活気のあるお寺になっています。

また、平成28年に、北松浦郡佐々町に、『佐々中央霊園』を開園しました。
平野免の中腹にあり、佐々町の町並み、夕方には、夕焼けが望める、眺望抜群の霊園です。
一般墓の他、小さなお墓【こじんまり墓】、有期限利用墓、永代供養墓【虚空乃塔】等、自分に合った供養の形を選ぶことが出来ます。

大光寺の月例行事

毎月8日 

子安・子育て・子授け 
鬼子母神例祭


2月は11日に、4月は日曜日に変更になります。

毎月26日
 
月例施餓鬼法要
先祖供養・塔婆供養・水子供養


8月は17日、11月は23日に変更になります。

大光寺の年中行事

毎月8日 子安・子育て・子授け 鬼子母神例祭 (2月は11日に、4月は日曜日に変更します)

毎月26日 月例施餓鬼(先祖供養・塔婆供養・水子供養) 8月は17日、11月は23日に変更になります。

1月1日~3日 
元旦、午前10時
2,3日、午前8時
太歳三ケ日祈祷会
1月26日
 午前11時~
八大龍王神正月大祭
2月11日
12時40分水行式
節分追儺・星祭り大祈祷会
3月26日
 午前11時~
春季彼岸会法要、
併修 月例施餓鬼法要
4月日曜日に変更します
(ご案内をご確認ください。) 
午前11時~
釈尊降誕会・花祭り法要 
併修 鬼子母神例祭
5月26日
 午前11時~
八大龍王神五月大祭
7月26日
 午後1時~
暑気封じ・頭痛封じほうろく灸祈祷
併修 月例施餓鬼法要
8月17日
 午前11時~
盂蘭盆施餓鬼法要
(特に初盆のご家庭は、お参り下さい。)
9月8日
 午前11時~
龍口ご法難会法要(ぼた餅供養)
併修 月例鬼子母神例祭
9月26日
 午前11時~
秋季彼岸会法要、八大龍王神九月大祭
11月8日
 午前11時~
小松原法難会法要、
併修 月例鬼子母神例祭
11月23日
 午前11時~
宗祖日蓮大聖人ご報恩・お会式法要
併修 月例施餓鬼法要
12月26日
 午前11時~
釜〆・三宝荒神感謝法楽祭
併修 月例施餓鬼法要

大光寺ポリシー【檀家制度について】

お檀家様用の位牌・納骨所

入檀料・離檀料はありません。

大光寺はメンバーになるのも、辞めるのもすべて自由です

江戸時代、寺受制度という制度が出来ました。全ての日本人は、どこかのお寺の檀家にならなければならないという決まりです。
それは、キリスト教を国内から締め出すために行われたのですが、アジアで日本国だけが、欧米列強の植民地支配を受けなかったという、良い結果を生みました。

しかし、現代檀家制度は揺らぎ始めています。21世紀檀家制度は無くなっていくだろうというのが、宗教者の一致した観測です

21世紀は、家の宗教という考えから、自分の好きな宗教、信頼できる宗教者を選ぶ時代と言われています。
特に霊園を経営していると、どこかのお寺の檀家にはなりたくないが、供養はしてもらいたいという方が増えていることに気が付きます。

そのような流れの中で、旧態然とした檀家制度より、信仰の結びつきによる、メンバー制度が良いのではないかと考えています。入るのも、辞めるのもその方の自由です。
選択の自由度が高いのが、私の考えるメンバー制度なのです。

勿論、入檀料、離檀料というものはありません

但し、『過去帳型永代供養位牌』を申し込む必要があります。
この位牌を造る目的は、大光寺檀家墓地区画の説明の中で書いていますが、「お寺と檀家様は家族のような関係。だったら未来永劫に供養してあげたい」という考えと、この先、今の若者が、現在のような葬儀、供養を営むことは困難になっていくという、未来を考えた時に、お寺に供養を頼んでおくという安心感。
それは、思うような供養が出来なくなっていく、未来の若者の心を救うことに繋がっていくという理由によります。

過去帳型永代供養位牌の詳細はコチラ☜

大光寺ポリシー【寄付・お布施について】

寄付・お布施の強要、割り当ては致しません

布施とは、仏教徒の行うべき修行、『六波羅蜜』の最後に説かれる、最も大事な修行とされています。

身施(体を使う布施)、法施(法を説く布施)、財施(金品を供養する布施)がありますが、お悟りを開かれた、お釈迦様でさえ、法を説くという法施は、命のある限り、続けていかなければならないものだと説かれました。

それほどに、布施の行とは一番大事な修行ととらえられていますが、宗教者側から金額を提示することは基本的に出来ません。
宗教法人は、税法上優遇されており、宗教法人の資産は非課税となっているからです。それは、宗教法人には公益性があるからにほかなりません。ですから、いくらいくらと言うと、一般的な商品と同じこととなりますから、『お志です』としか言えないのです。

当山では、葬儀料に関しては、決めていますが、それは決めておかないと、多くの方がもっと沢山包まれることが想像できるからです。

寄付に関しても同じことが言えますから、当山では、寄付の強要、寄付の割り当ては致しません。

あくまで、寄付とはその方が功徳を積まれるための行為であり、自発的なものだと考えるからです。
自分自身の為、先祖の為に功徳を積みたいと思われたら、その時はご遠慮なくご喜捨して下さい。

『寶塔山』平成28年12月号から

信仰の相続
息子達に、「檀信徒の皆様が、お坊さんを、お前達を育てて下さるんだよ」と話しますが、それは決して経済的なことだけではなく、信仰心を育てて下さるという意味で教えています。

あるご夫婦①
長崎市のご夫婦から「私達も大荒行堂の面会に行きたいんですが。」というお電話がありました。

初めて霊断におみえになったのは息子さんの就職を心配されて来寺されたのが縁でしたが、それから数年後、ご主人の肝臓病がいよいよ悪化し、移植しか手がないという時、息子さんが臓器提供を申し出てくれました。手術も成功し3年が過ぎ、今では車を運転してお参りされるまでに快復されました。

ご夫婦揃って信仰のお陰と、感謝のお参りを志しての参拝です。

あるご夫婦②
霊園に行くとポストに宅急便の不在票が入っていました。宅急便屋さんがすぐに届けて下さり見ると、島原の方からの贈り物でした。

もともとは、ご主人のお姉さんが松浦市に住んでおられて当山のお檀家でしたが、お姉さんが逝去されて暫くは島原から来寺され、私も島原にお伺いしましたが、お互い遠いので近くの日蓮宗のお寺のお檀家になられたご夫婦です。
お礼の電話をすると「新聞に霊園の広告が掲載されていて、嬉しくなって送りました」とのこと。

そして、「実は3年前に大変なことがあったんです」と仰るので聞いてみると、御主人が腹部大動脈瘤破裂という大変な病気を発症されたとのこと、ただ運よく病院で破裂したので、すぐにドクターヘリで大村の国立医療センターに搬送されたそうです。

ただし、お医者様の診断は「助からないだろう」だったそうですが、命にご縁があり、更には祈りの効果でしょう、危機を乗り越え、この3年で回復されて、今では晩酌も少しされているとのことでした。

そして、「大野上人に、日蓮宗に導いてもらったことを、本当に感謝しているんです」との勿体無いお言葉を頂戴しました。
日蓮大聖人様に繋がる門下として、これ以上に有難い言葉はありません。至らない私ですが、門下のはしくれとして、1人でもご信仰に導けたのですから。

お姉さんのご逝去を縁に、日蓮宗にご縁を結ばれましたが、それまでは、何か新興宗教をされていたように記憶していますが、今では、熱心な信徒となられ、お寺参りを楽しみにしておられるようです。

育てて頂きました

これまで何万件の霊断をみたか判りませんが、何故みえたのか、結果がどうであったか、全員のことを知っているのは私だけです。

いつも言いますように、ちゃんとした祈りには結果が出ますし、「へーそんなことがあったの」と、こちらが驚くような不思議なことを沢山経験させて頂きました。

法華経を持ち、お題目をお唱えすると、利益があるということを一番身近に感じることで、自信をもって法を説けるようになります。
ですから、私こそが皆様に育てて頂いたのです。

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