過去帳位牌の永代供養の説明

過去帳型位牌による永代供養のお勧め

近年、葬儀や供養の在り方が変わってきました。コロナで家族葬になり、今後加速度的に縮小していくものと予測が出来ます。

更には、お便りに書きましたように、今の若者が葬儀や法事に過大な布施をすることは不可能です。ですから若い方々には、自分で供養する時代になるということを教えています。

今、多くの方が、先祖供養、自分たちの供養がどうなっていくのか不安に思っていらっしゃる方が増えています。その理由は
※子供世代が、遠くに暮らしていて、信仰の相続が出来ていない。
※実家を家じまいをして、子供世代が先祖を祀るようになっても、果たしてちゃんと祀ってくれるかわからない。


更には、お寺の存続という問題もあります。2050年日本のお寺は半分になると言われています。一軒のお寺だけに永代供養を頼んでいても、将来そのお寺が存続しているか分かりません。複数の手立てを考えておく必要もあります。

そこで、不安を持たれた皆様がどうすれば安心出来るかを考えたのが、過去帳型位牌による永代供養です。
過去帳には、100名でも書き込むことが出来ます。
分かる範囲のご先祖様を入れてあげる(戒名・俗名・没年月日・行年を書き入れる)と、良いでしょう。
その後ですが、子供たちに、「自分が亡くなったら大光寺に知らせてくれるように。書き込んでもらえるから」※その後の費用は必要ありません。

さらに、「あなたたちも、もしもの時には書き込んでもらえるよ」と伝えておけば、子供世代も、孫たちも安心が出来るのではないでしょうか。

岐阜の方、香川、広島の方が、佐々中央霊園に有期限利用墓を求められました。皆さんがおっしゃるのは、「お上人に任せておけば安心だから。ちゃんと供養してもらえるから。」という、坊さん冥利に尽きる、有難いお言葉でした。
20代の息子さんがいる、50代のご夫婦も、有期限利用墓を選択されました。
後々の世代に、負担にならないように考えておく必要があるようです。

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