暦からみた令和四年はどんな年❔
令和四年 今年はどんな年。今年の注意点は!
元旦からの、初参りにお参りの皆様に、毎年今年の暦、干支(えと)のことをお話ししています。
一昨年のお正月には、「今年はガラガラポンの年になる」とお話ししましたが、コロナでまさかここまでガラガラポンになるとは・・・と感じさせる年でした。
昨年は、陽の気を捕まえて、前向きに前進できる人と、辛く辛い思いをする人たちに分かれます。今年は、痛みをともなう幕引きの年ですとお話ししました。
昨年は20代の若者までも、公園の炊き出しに並ぶ、本当に辛く辛い思いをされている方が多いように見えました。
では、令和4年の今年は、どんな年になるのでしょうか。
今年の十干は壬 (みずのえ)、十二支は寅(とら)、壬寅(みずのえとら)年です。
壬に、女偏を付けると、妊娠の妊という字になります。壬には、「孕む(はらむ)」「生まれる」という意味があり、寅は、家の中で、矢を引っ張って伸ばしている姿を現したもので、「延ばす」「成長する」という意象があります。
では、今年はどんな年になるかというと、春の陽気を孕み新たな命が胎動する。季節は、冬に枯れていた大地に春が訪れ芽吹きが始まる頃。世の中の様々な分野で、新しいスタートが始まる年となることを、暦は表わしています。
ただし、納音五行では、「金箔金」で、金箔は薄く伸ばしてあるので、金としての用にたたないところから、終迫(終わりが迫る)、死絶(死に絶える)という意象を持つので、決して、手放しで明るく希望のある年!とばかりは言い切れません。
生みには、生みの苦しみがあります。陣痛を伴う年と言えるかもしれません(笑)。
ウィズコロナと言われますが、今までの価値観も大きく変わるでしょう。ソニーが車を作る時代です。企業の業態も、大きく変えていかないと、新たな社会に対応が出来なくなるでしょう。
如来寿量品に説かれる、成仏の条件、「質直にして心柔軟」正直で素直に、そして柔軟に対応する、たおやかさが肝要です。
いつもお話ししますが、人知を超えたことには、神仏に対してまた先祖に対して、祈ることしか出来ません。
正しい祈りによる、神秘世界からの御守護を頂き、皆様にとって、今年がいい一年になられることをお祈り致します。
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